1993-06-03 第126回国会 参議院 厚生委員会 第11号
それで、甲表病院は一〇五・〇ですから、百円の収入を得るために百五円の支出をせざるを得なかったという病院の経営状況だというふうに思いますが、こういうこの間の、平成三年度の決算及び四年度の見込みについて、病院全体としてどういう方向にきているのか、赤字病院がどうふえているのか、その辺について御説明をお願いしたいと思います。
それで、甲表病院は一〇五・〇ですから、百円の収入を得るために百五円の支出をせざるを得なかったという病院の経営状況だというふうに思いますが、こういうこの間の、平成三年度の決算及び四年度の見込みについて、病院全体としてどういう方向にきているのか、赤字病院がどうふえているのか、その辺について御説明をお願いしたいと思います。
どういう病院を念頭に置き、どういう仮定を置くかということでさまざまな回答が出るわけでございますけれども、基本的には、基準看護の特二類をとっている病院を念頭に置きまして、甲表病院で一週間程度入院したということで仮定をいたしまして、初診料から検査料、それから薬剤料から室料から給食料からあらゆる考えられる点数を加えて試算をいたしますと、約一週間で三十一万程度の費用かなというふうに試算できるわけでございます
また、日本病院会の昨年六月の研究会における説明では、甲表病院で入院はプラス〇・七%、入院外はマイナス〇・四%となっております。また、全国自治体病院協議会の昨年八月の発表によりますれば、入院、入院外ともマイナスと結論が出ております。これらの改定影響調査では余りプラスの結果が出ておりません。
第三番目の虫垂災でございますが、甲表病院で看護、給食、寝具、それぞれ基準にのっとっておりますものにつきまして申し上げますと、手術は虫垂の切除、入院一週間、抗生物質四日間ということで計算いたしますと、三千二百十三点が三千九百三十五点になりまして、二二・五%の増加でございます。
そこで、今日の自治体病院の状態を見ると、単なる自治体病院でなくて、甲表病院というのは赤字になるような仕組みになっておる、すなわち、これは診療報酬体系にやはり問題がある、こういうように見ざるを得ないわけです。現実にあれだけ近代化であるとか合理化といわれた診療報酬の甲表というものが発足をした当時から見ると、病院においても三五%採択しておったのに、いま甲表の採択の病院が二三%に減っておる。
このあとに「このように悪化をつづけてきた収支状況も、四十五年二月に診療報酬が全医療機関では八・七七%、甲表病院では、一一・二七%、乙表病院では一〇・九八%引き上げられ、四十五年度は前年度に比べればやや好転すると思われる。」とこう書いてあるわけですね。これ四十五年の一番新しい厚生白書です。では四十五年度ほんとうに好転するのだろうか。ここには好転する見込みだと書いてあるわけです。
しかし、私どもが考えましたのは、この被保険者本人からの窓口徴収という問題はたいへん医療機関に時間的な手間をおかけするわけでございますので、医療機関のほうの手間を簡単にするというようなことも考えなければならないということになりますと、大体、甲表病院につきましても、あるいは乙表診療所におきましても、点数表自体の仕組みが十五円単位の刻みでつくられておりますから、この十五円単位の刻みといいますものは、お医者
○八木(一)委員 患者が医者にかかるときに、こんな甲表病院、乙表病院なんてむずかしいことはわかりませんよ。それで非常に痛い薬代を取られるときに、片方の病院に行ったら取られない、片方の診療所に行ったら取られる、そんなことも処理できないでこういう法律をつくったのですか。まことに怠慢じゃないですか。そんな配意もしないで大急ぎでこういうものを計画したのですか。
それから第二枚目の甲表病院における平均薬価以下の投薬単位数注射回数の割合年次比較は、どうもあなた方がかねや太鼓で甲表を実施したならば投薬、注射、物の部面がずっとなくなっていくといったところは、これはなくなっていないということは大体はっきりしたわけです。
つまり、甲表病院では入院はすべて増収だけれども、外来はほとんど減収という特異な傾向を示している。そこで、今度は乙表病院を表の第(2)図でごらんいただきますと、入院の分は九〇%以上が増収となり、最高は二二%のもの、約五%のものは減収となっております。外来も同様に九〇%近くのものがプラスで、最高は一八%の増収を示しておるのです。
私は橋本前厚生大臣からも現在の坂田厚生大臣からもはっきり聞いておりますが、この委員の任命に当っては、支払い基金の理事任命と相関連して、中央医療協議会の委員を任命する場合には日本医師会の推薦を求めます、ただし日本医師会でも病院協会の意思を尊重して、甲表病院、日本病院協会に所属している委員は選びますけれども、必ず医師会が推薦したという形はとるということを申し合せたということをはっきり聞いておりますが、そのような
この不可解な点を改めることなくして、それをそのまま国民健康保険に持ち込むという場合に——健康保険の場合は、被保険者の家族のみが一部負担を大幅に負担するのでありますから、この甲表、乙表の影響があるにすぎないのでありますけれども、国民健康保険の場合は、被保険者の全部がこの甲表、乙表の影響を受けまして、甲表病院に行くか、乙表の病院に行くかによって、同じ手術を受けながら、払う一部負担金が違うという非常に奇妙